FXの為替変動リスクと金利変動リスク
FXの相対取引では、取引の執行を当事者と業者間の信頼関係に依拠しているところがあります。
FXの取引には、他の取引所での取引よりもそういう傾向が強くあります。
だからFXを始める人は、始める前に、まずこの相対取引の特徴やリスクについてよく理解しておく必要があります。
FXの取引にはいろいろなリスクがあります。
たとえばFXには為替変動リスクというものがあります。
常に為替レートが変動しているマーケットなので、相場の流れが予想と反対となった場合、大きな為替差損が発生することを言います。
またFXには金利変動リスクもがあります。
FXでは、通貨の交換と同時に金利の交換も行なわれています。
その金利差調整(スワップポイント)の受け払いが日々あります。
スワップポイントの受け払いはポジション決済するまでずっと発生します。
このFXにおけるスワップポイントの受け払い金額は、それぞれの国の景気や政策などの色んな要因が、金融マーケットに関係するので金利額もそれに合わせて変動します。
だからその時々の金利水準によってスワップポイントの金額が変動し、悪い時は受け払いの額がマイナスとなってしまうリスクもあるのです。
こうしたリスクもあることはFXを始める前によく把握しておくべきです。